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CAD制作とは

CADソフトを用いてパソコンで製作する技法です。通常の技法と比べたメリットとしましては、

1.従来のように職人による手作業でワックス等を切削する場合、細かなパーツ等になると折れてしまうなどの問題がありましたが、CADソフトで製作したものを3Dプリンターにて出力する場合、硬い樹脂にて作成されるので、パーツが折れる心配がなく、細かなデザインやパーツの製作が可能です。
2.CADソフトを用いて作成すると、左右の対称性が求められるV字リングでピッタリ対称なリングを製作出来る事や、形状が同じ模様を浮彫や透かし彫りなどでリングに1周入れる場合などに、手作業と異なり誤差なく全く同じ模様を入れることができ、更にパヴェリングの下穴など、等間隔に穴を空けたりする場合にも優位性があります。
3.寸法等も正確に製作ができ、事前に幅や厚みから体積を出して完成した際の地金量等を割り出す事が出来るので、製作コスト等も計算して作成する事が出来ます。
4.実際に商品が完成していなくても、データをお客様にお見せするなどのプレゼンテーションなどにも使用する事が出来ますし、店頭にてデータや出力した樹脂、ワックスをご覧頂く事も可能です。
5.パソコンで製作出来るため、大がかりな設備が不要であり、外出先など様々な環境での製作が可能です。

このようにCAD製作商品は、消費者のニーズが多様化し、ジュエリーの既成形状が概ね出来上がっている市場の中で、他社との商品の差別化を図り、細かな商品デザインを実現するためには、不可欠となっております。また正確な商品製作にも必須と言えます。一方、PCでの商品製作というと消費者の方は「職人の心がこもっていない。無機質な感じがする。」というご意見もあるかもしれませんが、磨きや石留めなど職人の手作業による部分も多数御座いますので、その点をしっかりご説明頂ければ、消費者の方にもお気に召して頂けると思います。

一方、製作側のメリットとしては、

1.甲丸や平打ちの単純なデザインによっては、ワックスからの切削よりも短時間での製作が可能です。
2.従来、職人の育成には磨きから初めて、かなりの長時間がかかりますが、CADのオペレーターであれば、比較的短時間(簡単なデザインであれば半年ほど?)で育成が可能です。
3.ソフトにもよりますが、Rhinocerosなどですと12万ほどの安価で導入が可能です。

デメリットとしましては

1. 消費者に無機質な印象を与える。
2. 手作業の方が早く出来る商品がある。
3. 造形出力機が高額な上に、データを正確に出力出来ない(0.01㎜の壁が製作出来ない)、光造形機などのサポートを取り付ける物は、フルエタニティなど製作に向いていない形状の物が存在する、積層痕が必ず残ってしまうので、金属での仕上げで手がかかる

などが挙げられます。

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