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金属の種類と基礎情報

ジュエリーに使われる金属としては、一般的なものとして金、プラチナ、シルバーがあり、最近では、チタン、ステンレス、パラジウムといった物を使用したジュエリーが増えています。

ゴールド

 主に、南アフリカ、アメリカ、カナダ、オーストラリアを中心に世界各地で算出しますが、採算が取れる所は少ない状況です。現在までに採掘された量は約12.4万トン(オリンピックプール2杯分)で、鉱石1トンに対して含まれる金は、平均3〜5gと希少な金属です。また残りの地下埋蔵量は5万トン程度と言われており、今の価格から採算性を考えるともっと少ない量になります。

 金の算出形態は、世界各地で様々です。ナゲットと言われる金単体の塊であったり、金鉱石やそれが川に流れて細かくなった砂金などがあります。

 化学的に非常に安定していて、酸素やほとんどの化学物質に反応せず、時間が経過しても錆びる事もありません。ただ王水(濃塩酸と濃硝酸の混合液)には溶けてしまい、水銀と接触するとアマルガム(水銀との合金)になります。

 金は非常に柔らかく伸びやすいため、1グラムのゴールドを太さ5ミクロン(髪の毛の1/12)約3000mまで伸ばす事ができます。金箔などはこの性質を利用して作られたものです。ただ、この性質はジュエリーとしては、柔らかすぎて歪みやすいという事になりますので、通常は他の金属を混ぜて合金として使用します。

 金は、他の金属と合金にすることで、密度が高く、他の金属より重い(およそ鉄の2.5倍)ですが、合金にすることで軽くしたり、色や強度、硬度を高めることができ、色、デザインの多様化が可能となります。主に合金として混ぜられる金属としては、銀、銅、パラジウムといった金属があり、イエローゴールドなら銀+銅、ホワイトゴールドならパラジウム、ピンクゴールドなら銀+銅+パラジウムといった形で作られます。このようにプラチナに比べると、元々40%軽く割安な上に、多くの他金属を混ぜる事が出来るので、安く製作することができます。

 品位区分は、24金を純金として、75%の純度のものを18金(18/24=75%が金)、14金(14/24=約58.5%が金)といった形で表現されます。また1000分率で表示される事もあります。その際は、18金は750と表示されます。日本では9金(37.5%が金)以上であれば、政府の品位証明が貰えますが、欧米では概ね14金以上、フランスなどは18金以上でなければ品位証明は貰えないため、ブランドなどは18金を採用しています。

 ゴールドそのものは、アレルギーも少なく変色もしない金属ですが、多くの他の金属が入る事によって、アレルギーの原因になったり、変色の原因になります。金の純度が低ければ低いほど、その可能性は高まります。

 ピンクゴールドなどは、サイズを直す際に熱を加えると脆くなる性質があり、非常に高度な技術を要するので、多くの店舗がサイズ直しを受け付けない傾向にあります。そのため、購入前には販売店に確認する必要があります。またホワイトゴールドなどは、プラチナの安価な代用品として販売する店舗がありますが、ホワイトゴールドは本来、金をベースにしているためイエローがかっているものですが、全くプラチナと同じ色に見える場合、プラチナと似た見た目にするためのメッキがかかっている可能性が高いので、まずは販売店にメッキであるか否かを確認する必要があります。悪質な店舗ではピンクゴールドなどもメッキの場合がありますので、価格だけでなくそのような事も確認した上での購入をお勧めします。

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