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金属の種類と基礎情報

ジュエリーに使われる金属としては、一般的なものとして金、プラチナ、シルバーがあり、最近では、チタン、ステンレス、パラジウムといった物を使用したジュエリーが増えています。

シルバー

 主に、メキシコ、アメリカ、ペルー、カナダ、オーストラリア、ロシア中心です。希少性は、金やプラチナに比べるとかなり落ちますので、価格は安価です。また非常に軽いため、同じ大きさのジュエリーを作っても、プラチナに比べると半分程度の量で製作が可能です。

 白さの程度や可視光線の反射率ともにあらゆる金属中最高なので、もっとも白く見える金属と言えますが、空気中の硫化水素や水分中のオゾンや二酸化硫黄と反応して硫化銀を作り、表面が黒変したり、光沢を失っていきます。酸素と化合する酸化ではなく、硫化です。また硝酸や濃硫酸にも溶けてしまうなど、金やプラチナに比べても安定性に欠けます。

 白さを維持するため、一般的に販売されているシルバーには、ロジウムメッキがかけられているケースが多いです。これはプラチナに似た金属で硬いため、メッキに向いていますが、本来のシルバーの光沢とは異なります。またメッキのため、剥がれてしまうと硫化が始まり黒くなります。

 品位区分は、1000分率で表します。1000を純銀として、950、925などと表記されますが、プラチナのように「Pt」などの表記がつかない事が多いです。日本では800以上(80%以上銀が含まれている)の純度であれば、政府の品位証明が貰えます。欧米でも概ね同様ですが、イギリスでは925以上でなければ品位証明は貰えず、この925はイギリスで12世紀ごろから実用化されていて、スターリングシルバーと言われて最も幅広く使われているため、国際的には925が一般的です。

 ゴールドそのものは、アレルギーも少ない金属で、ゴールドよりもアレルギーが少ないと言われています。しかしながら、他の金属が入る事によって、アレルギーの原因になったり、変色の原因になります。主に加えられている金属としては、銅が一般的ですが、中にはアレルギーの原因になりやすいニッケルなどを含むものもあり、露天や激安ショップの中には、ニッケルの含まれる粗悪なシルバーを扱っている店舗もあるため、925の刻印が入っていても注意が必要です。

 シルバーは硫化する特性を生かすことで、アンティークな雰囲気を醸し出すいぶし技法が可能です。液体に漬けて硫化反応で銀を黒く変色させ、化学反応させることで、銀製品全体を黒く変色させ、その後出っ張った部分だけを研磨して、引っ込んだ部分を黒いまま色を残すことで、銀細工の立体感や奥行きを出し、独特のデザインを楽しむことができます。

シルバーアクセサリー/デザイン・原形制作・鋳造・研磨

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